自分がプログラミングを理解出来なかった4つの理由
プログラミングが理解できない人間でした。今も大きな声で理解できる!、とは言えませんが。
今は昔よりはまあまあマシになったかなと感じます。
プログラミング的な考え方が出来ると仕事も少し工夫ができるようになる事があります。Excelの関数に抵抗がなくなるとか、Photoshopでスクリプトを使うとか。
ただ勉強を始めた当初は絶望的にプログラミングの考え方が出来なかったので、どういった事で何やんだかを書いていこうかと思います。
ちなみにその当時に勉強を始めたのがJavaScriptです。JavaScriptはプログラミングというかスクリプトですけど。
作りたいサイトはアンテナサイトでした。
なので作りたい物が無いという状態ではないです。
変数が理解できない
なんとなく理解はできてるんです。変な話!
当時はExcelの場合だとセル自体が変数の値になるので、こういった考え方がイマイチ理解できない所がありました。
入門書だと箱の中に数字とか文字列入れるって説明する事が多いと思います。あれの意味がよくわからなかったです。なぜ箱?って感じです。
変数って算数と数学でやってる
x y z
とかの未知の値を代入するために使うものじゃないですか。
ただ参考書で出てくる変数の説明ってJavaScriptだったら、
var x = 10;
var y = 5;
alert( x + y );
みたいに書いてるじゃないですか。
そりゃ今なら説明のためにこのように書いているのはわかるんですよ。
でも当時は何で
alert( 10 + 5 );
って書かないの?と思ってしまうんですよ。
だって上記の例なら変数を使わないほうが早く計算できるじゃないですか。
x y z とかって何かの値を入れるか決まってないものに対して使うものじゃないですか。
なのでそれをやる意味が理解できなくて最初の変数の項目ででつまずいてしまいました。
なので当時の自分に言いたい、
実務ではそんな書き方しないと思うよ!!
細かい所を気にしてしまう
JavaScriptの場合に変数を宣言する時に
var x = 1;
って書くじゃないですか。この
var
の意味がわからないんですよ。varが。
これを
x = 1;
って書いたらダメなのって思うんですよ。
あと『var』の根本的な意味がわからない!
ググッてなかなか意味が出てこない…
調べた結果、variable(変数)を略してvarなんですよ。
それなら
- varはvariable(変数)を略した意味
- varを宣言しないとJavaScriptは変数を理解できない
って書いてくれたらよくないですか?
ただページ数の関係もあるでしょうし、全ての事を説明すると逆にわかりにくいのでしょうがないかとは思います。
あと最後の『;』記号のいらなくないですか?
もう究極的に省略して
x = 1
で書いたらダメなのって思うんですよ。当時は。
他にもあります。
If 文やfor文の意味や使い所はなんとなくわかるんです。1個1個見ていけば理解はできます。検索したらわかりやすく記事にしてくれる人もいます。それに実務でも有効に利用できそうですし。(Excelでif文の便利さは実感済み!)
ただ文字数のカウントとか、文字列を比較するってどこで使う必要があるのか?と思ってしまうんですよ。今、改めて思うと何を言っているんだコイツとは思うんですが…
それを覚えて何をするか想像がつかないものが多いんですよ。
これを覚えて何の意味があるの?って思ってました。
Excelの場合は簡単に高機能な事ができるので、プログラミング言語の基礎でデキル事の地味さがなかなか理解できないんです。
もちろんプログラミング言語によって違いはあるとは思いますが、こういった所がいちいち気になるんですよ。
昔の自分に言いたい
細かい所を気にすんな!!
エラーをチェックする方法がわからない
これは書籍やサイトによるとは思います。
エラーのチェック方法がわからないんですよ。
最初の方はエラーが出てもなんとなくダメな箇所がわかるんです。
ただ複雑な所になってくるとエラーの箇所がマジでわからない…
そしてそれ以降の箇所がわからなくて進まなくなってしまいました。
親切な本やサイトは最初の方でエラーのチェック方法を説明しています。
自分の場合はそういった本を選んでなかったのでつまずいてしまいました。
自分が覚えたのはJavaScriptだったのでChromeの開発者ツールを覚えました。そしたらエラーの箇所がわかるのでサクサク進むようになったんです。
俺は言いたい…
最初にエラーのチェック方法を教えてくれーー!!!!
ただJavaScriptは他のプログラミング言語に比べたら環境構築が楽なのでそこは良かったかなーと思い。ブラウザとメモ帳があれば試すことができるので。もし他のプログラミング言語なら、当時の自分だったら環境構築で詰んでいたかもしれません。
根本的なWEBの知識が無いので次に何をしていいのかわからない
これは自分が悪いです。
入門書を最後までやっても次に何をしていいのかわからないんですよ。
入門書は大体基礎をやるとは思うんですが、それ以降の複雑な事は自分で情報を調べて勉強しないといけないです。
自分の場合はやることも決まっていたのですが、それを実際に作る方法がわからなかったんですよ。勉強した当時はWEBに詳しく無かったので、検索する言葉がわからなかったんですね。
何がわからないかわからない状態です。
ちなみに作りたかったのはアンテナサイトみたいなものです。RSSから情報を引っ張れば良いんですが、当時はRSSすらわからない。あとPHPで作った方が作りやすかったと思います。(PHPの開発環境の構築でつまづきそうですが…)
なので周りの経験者を探してアドバイス等をもらっておけば良かったと思います。それか知恵袋や何かネットのコミュニティで質問したらよかったです。それか今のネットの情報をまとめて載せてる本もあるので、プログラミングの勉強の前にそこから調べるのも必要かと思いました。
そしたらRSSなどのそれに関しての用語が色々と勉強できたので、そこから用語を調べた何となく出来るようになりました。興味のない知識も書いてありますがそれはそれでもいいと思います。
ちなみにWEBサイトだったらこんなやつです。
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まずプログラミングより前にWEBの基礎を覚えたらいいよ。
このような事がプログラミングが上手く理解できない理由でした。
覚えたての頃はもっとわからない事があったような気がします。その中で1番に引っかかたの上記の事です。
もしこれからプログラミングする方がいれば参考程度になればと思います。