ギターのダイアトニックコードを覚えると大体の曲が弾けるようになる
ギターのコードを覚えるのは大変ですよね。
コードブックを買ったり、ネットで調べたりしてもこんなに覚えるのかと思ってしまいます。
コードは覚え方に規則性があるので全てのコードをむやみに覚える必要はありません。
その規則性を覚えるとある程度簡単にコード覚えることができます。
しかし話すと少し長くなるので覚え方はここでは割愛します。
今回はコードを覚える前にダイアトニックコードというものを説明します。
これを覚えておくと曲を練習する際に非常に役に立ったり、コードを覚えることに対しても理解度が上がるからです。
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ダイアトニックコードとは
まずダイアトニックコードとは何かということです。
簡単に説明するとコードのドレミファソラシドです。
メロディの基本にドレミファソラシドがあるように、コードにもそれに対応するものがあるのです。
一般的なポップスはだいたいドレミファソラシドで構成されていることが多いので、これに対応しているダイアトニックコードを覚えるとだいたいのポップスが弾けるようになります。(もちろんこれ以外の構成の曲もたくさんあります。)
どのコードを覚えれば良いのか
ではどのコードを覚えればいいのかという話になります。
コードの構成音はドミソの音が重なってできたものになります。
ドミソのミが半音下がるとマイナーのコードになります。
Cのコードを説明するとこのようになります。
それをドレミファソラシドで行うとダイアトニックコードができます。
ドレミファソラシドを英語表記にするとCDEFGABCになります。
じゃあダイアトニックコードはCDEFGABCとなりそうですね。
しかしそうではありません。
ピアノには黒鍵と白鍵があります。
ピアノの黒鍵と白鍵は全てが半音の規則性でついていません。
ミとファ、シとドの間は半音がありません。
なので音符の一番下の音を基準にコードを考えると、真ん中の音符が半音下がる部分が出てきます。
細かいことを知りたいようでしたら、『コード 度数』などで検索してみてください。
それを踏まえてコードを考えると
C Dm Em F G Am Bm-5
になります。
なので基本はこのコードを覚えておけば大体の曲は弾けるようになります。(もちろんこれ以外に細かいコードを使っていることもたくさんあります)
ちなみにCにキーのダイアトニックコードはこれになるのですが、他のキーでも考えることができます。
I | IIm | IIIm | IV | V | VIm | VIIm(♭5) | |
Key=C | C | Dm | Em | F | G | Am | Bm(♭5) |
Key=D | D | Em | F♯m | G | A | Bm | C♯m(♭5) |
Key=E | E | F♯m | G♯m | A | B | C♯m | D♯m(♭5) |
Key=F | F | Gm | Am | B♭ | C | Dm | Em(♭5) |
Key=G | G | Am | Bm | C | D | Em | F♯m(♭5) |
Key=A | A | Bm | C♯m | D | E | F♯m | G♯m(♭5) |
Key=B | B | C♯m | D♯m | E | F♯ | G♯m | A♯m(♭5) |
こんな感じです。
いろいろな曲をコピーしていくとこれらのコードも頻繁に見かけるはずです。
弾いていくうちになんとなく覚えていくと思います。
以上がダイアトニックコードの説明でした。
かなり簡単に説明しているので、もっと細かく理論的に知りたい方はコード理論などで検索してみてください。
本を見てみるのもいいと思います!
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